節水シャワーヘッドの効果は?メリットとデメリット

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節水シャワーヘッドの効果は? メリットとデメリット
生活で使う水の中で、お風呂やシャワーで使用する割合は約40%と言われています。このように多くの水を消費するバスタイム、少しでも節水して水道代を節約したいと考えている人も多いでしょう。そこでおすすめのアイテムが節水シャワーヘッドです。ここでは、節水シャワーヘッドの効果やメリット・デメリットについて解説していきます。


節水シャワーヘッドについて

節水シャワーヘッドとは、少ない水量で快適な水圧を保てる便利なアイテムです。
通常のシャワーヘッドの場合、水圧を上げるためには水量も上げなくてはならず、水の消費が多くなりがち。
節水シャワーヘッドは、シャワー穴を一般的な製品よりも小さくすることで、少ない水量でも十分な水圧をキープできます。
水は、出口が狭くなると水圧が上がり、少量の水でも勢いが強くなります。
しかし、シャワー穴が小さくなると水流も細くなり、物足りなさを感じる人も多いでしょう。
そこで、水流はそのままで節水効果が期待できる商品も登場。
さらにシャワー穴を小さくする以外にも、シャワー穴を従来品よりも少なくして節水する製品もあります。


節水シャワーヘッドのメリット

節水シャワーヘッドの大きなメリットは、名前の通り節水効果です。
使用する水量を抑えることで、お湯を沸かす際のガス代や電気代の節約も可能になります。
節水効果は、商品によって異なるため一概には言えません。
しかし、通常のシャワーヘッドと比較して35~48%の節水効果があると言われています。
手元でお湯を止められるスイッチ式の製品であれば、無駄にお湯を使うこともないため、節水効果がより期待できるようです。
また、節水シャワーヘッドで水圧を上げられる点もメリットでしょう。
住んでいる物件によっては、水圧が弱くシャワーが使いにくいケースも。
シャワーヘッドを交換するだけで水圧を変えられるのは、嬉しいポイントです。



節水シャワーヘッドのデメリット

節水シャワーヘッドの一番のデメリットは、お湯の温度が下がってしまうことです。
水量を減らして使用するため、寒い冬場はぬるく感じることがあります。
温度が低いと感じた場合、設定温度を1度上げてみるとよいでしょう。
さらに製品によっては、水圧が弱くなることも。
購入する際は、制圧の強さや口コミをチェックすることをおすすめします。


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意外と多くの水を使用しているシャワーは、もっとも節水しやすい場所とも言えます。シャワーヘッドを交換するだけで、節水効果が期待できるのは大きなメリットです。水道代を節約したい人やシャワーの水圧に不満がある人は、ぜひ節水シャワーヘッドの使用を検討してみてください。


水回りのトラブルでお困りの方はお気軽にお問合せください。


棚原健太郎(株式会社オーケー管理 代表取締役)
監修者

棚原健太郎(株式会社オーケー管理 代表取締役)

株式会社オーケー管理 代表取締役。給水工事主任技術者・排水設備工事責任技術資格者。鍵師養成学校修了。2003年の創業以来、水道・鍵・ガラスの修理事業を全国展開し、20年以上の実績を持つ。生活トラブル救急車の創設者として、現場経験と経営視点から実務的な情報を監修。

佐藤 裕(水道担当)
執筆者

佐藤 裕(水道担当)

株式会社 生活水道センター 本部長。水回りトラブルの受付業務に30年従事し、数万件以上のお客様相談に対応。給水工事主任技術者の資格を持ち、お客様目線での実践的な情報を執筆。「顔の見えないお客様に安心して依頼していただける」ことを信条に、わかりやすく丁寧な解説を心がけています。

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