スマートロックにはデメリットもある?

スマートロックにはデメリットもある?
自宅の鍵をスマートフォンで開け閉めできるスマートロック。
その便利さから日本でも徐々に広まりつつありますが、導入にあたってデメリットもあります。
スマートロックをご自宅に導入しようとお考えの方は、そのデメリットについても理解した上で検討したいですね。
今回は、スマートロックのデメリットについてお話ししますので、ぜひ参考になさってください。

スマートロックのデメリット4つ

1. 電池切れの心配がある

スマートロック本体は電池で動いているので、長期間使用していると当然電池が切れ、鍵の開け閉めができなくなってしまいます。
そのため、定期的に電池の交換が必要になります。「突然電池が切れてしまうのでは?」という不安がありますが、心配はいりません。
多くのスマートロックでは電池の残量が減ってくると、管理用のアプリに通知される機能が備わっています。通知にしたがってきちんと交換すれば、電池切れの心配はなくなります。
しかし、もうひとつ心配がありますね。それは鍵として使うスマホの電池切れです。スマホの電池が切れると、当然鍵として使用できなくなるので注意が必要です。
対策として、モバイルバッテリーや、今まで使用していた鍵を持ち歩くことをおすすめします。

2. 開け閉めが面倒に感じることも

鍵を開けるためには、玄関の前でスマホを取り出してアプリを起動し、さらに解錠ボタンをタップする必要があります。
これでは通常の鍵で開け閉めするのと変わりありません。
アプリを起動するのがかえって億劫に感じることもありますよね。
しかし、このデメリットを解消するために、今ではアプリを起動しなくてもスマホを持っているだけで、GPSなどから位置情報を取得し、ドアに近づくだけで解錠できるというスマートロックも登場しています。
スマホでアプリを開くのが面倒だという方は、このようなタイプのものを探してみるといいかもしれませんね。

3. 取り付けられないドアもある

スマートロックは、必ずしもすべてのドアの鍵に取り付けられるというわけではなく、なかには対応していないドアもあります。
事前に取り付けられるかどうか、ご自身で確認する必要があるので、少々手間になります。
取り付けられるサムターンのタイプはメーカーによって異なりますので、メーカーの公式サイトにてご確認ください。
このようなデメリットも、最近では設置可能なサムターンが増えてきているので、解消されつつあります。

4. 価格が高い

スマートロックは、従来の鍵に比べると価格が高いのが1つの特徴です。
設置は自分で簡単にできるので、設置工事費などはかかりませんが、安いもので22,000円ほど、高いものだと80,000円ほどするものもあります。
価格は人によって感じ方がちがいますが、22,000円でも気軽に買える値段とはいえないので、デメリットになりますね。
スマートロックは、高ければ必ずしも高機能というわけではないので、機能をメーカーごとにしっかり比較し、安全性が高く使いやすいものを選ぶようにしましょう。
 
スマートロックのデメリット4つ
 

便利そうなスマートロックですが、こうしてみると使いにくい点やデメリットもありますね。
しかし、これらのデメリットにはすでに解決策が出ているものが多いです。
スマートロックの導入をお考えの方は、デメリットも把握した上で、機能や安全性をしっかり比較し選ぶようにするといいでしょう。





鍵をなくしてしまった方はお気軽にお問合せください。


棚原健太郎(株式会社オーケー管理 代表取締役)

監修者

棚原健太郎(株式会社オーケー管理 代表取締役)


株式会社オーケー管理 代表取締役。給水工事主任技術者・排水設備工事責任技術資格者。鍵師養成学校修了。2003年の創業以来、水道・鍵・ガラスの修理事業を全国展開し、20年以上の実績を持つ。生活トラブル救急車の創設者として、現場経験と経営視点から実務的な情報を監修。





藤田 政昭(鍵担当)

執筆者

藤田 政昭(鍵担当)


有限会社カギの修理屋さん代表取締役。創業28年の豊富な実績を誇る鍵・防犯のプロフェッショナル。金庫の鍵開け専門サイトでは公共機関からの依頼多数という実績を持ち、高い技術力と信頼性を評価されています。日本ロックセキュリティ協同組合員として、業界全体の技術向上と信頼性確保にも貢献。28年の経験をもとに、実践的で信頼できる鍵・防犯の情報を執筆しています。


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