窓のクレセント錠のガタつきは早めに調整しよう

窓のクレセント錠のガタつきは早めに調整しよう
アルミサッシ窓に使用されているクレセント錠。毎日のように開け閉めしていると、次第にゆるんできたり噛み合わせが悪くなってきたりします。
そのような時、錠かかるからとそのまま使い続けているとクレセント錠本体の破損につながってしまうので、気付いたら早めに調整することをおすすめします。
そこで、クレセント錠の調整方法について紹介いたします。



クレセント錠の「受け金具」の調整方法

クレセント錠がうまく噛み合うためには、本体と受け金具の両方が正しくついている必要があります。錠のかかりがゆるい場合は、まずは受け金具の調整をしてみましょう。
1.受け金具のネジ2本をドライバーで少しゆるめ、金具が動かせるようにする
2.受け金具を左右に動かして正しい位置に調整して仮止めする
3.錠をかけてみて位置を確認し、合っていればネジをしっかりと締める



クレセント錠の「本体」の調整方法

クレセント錠の受け金具が正しくついているのに錠がガタつく場合は、本体を調整します。
1.クレセント錠を中間の位置まであける
2.プラスチック製のネジカバーがあれば外す
(マイナスドライバーなどで引っ掛けると開けやすい)
3.ネジ2本を少しゆるめ、本体の位置を調整する
※ネジをゆるめ過ぎると内側にある留め金具が落下してしまうので注意しましょう
4.ネジをしっかりと締め、カバーを取り付ける


20200123 02 ネジはゆるめ過ぎず、クレセント本体が動く程度に留めておくのがポイントです。
もしクレセント錠本体や受け金具の位置を調整してもガタつく場合は、クレセント錠自体を新しいものに交換する必要があります。
クレセント錠はホームセンター等でも購入することができますが、年数が経っているものは生産終了しており、同じ部品を手に入れることが難しくなります。メーカー代用品になったり他のメンテナンス部品が必要となったりする場合もあるので、迷ったら専門業者に依頼するようにしましょう。
専門業者に依頼すれば、同時に窓の建付や戸車の調整なども見てもらうことができるので、安心です。


鍵は家の防犯において、大切な役割をしています。クレセント錠の調子が悪いと感じたら、早めに調整を行うようにすれば、自分でドライバーを使って簡単に調整することができます。正しい位置で使用していれば錠の破損を防ぐこともできるので、気付いた時に対処するようにしましょう。





クレセント錠に関してのご質問はお気軽にお問合せください。





棚原健太郎(株式会社オーケー管理 代表取締役)

監修者

棚原健太郎(株式会社オーケー管理 代表取締役)


株式会社オーケー管理 代表取締役。給水工事主任技術者・排水設備工事責任技術資格者。鍵師養成学校修了。2003年の創業以来、水道・鍵・ガラスの修理事業を全国展開し、20年以上の実績を持つ。生活トラブル救急車の創設者として、現場経験と経営視点から実務的な情報を監修。





藤田 政昭(鍵担当)

執筆者

藤田 政昭(鍵担当)


有限会社カギの修理屋さん代表取締役。創業28年の豊富な実績を誇る鍵・防犯のプロフェッショナル。金庫の鍵開け専門サイトでは公共機関からの依頼多数という実績を持ち、高い技術力と信頼性を評価されています。日本ロックセキュリティ協同組合員として、業界全体の技術向上と信頼性確保にも貢献。28年の経験をもとに、実践的で信頼できる鍵・防犯の情報を執筆しています。


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