割れたガラスを踏んでしまった!ガラスによるケガと破片の対処法

割れたガラスを踏んでしまった! ガラスによるケガと破片の対処法 家の中では素足で過ごすという人も多いでしょう。そんなとき、うっかりと割れたガラスの破片を踏んでしまったら・・・。
ガラスは、窓ガラスや食器など住居のほとんどの部屋にありますが、何らかの原因でガラスが割れてしまうと大きなケガを招いてしますことがあります。そこで、割れたガラスを踏んでしまった時のケガの対処法と、ガラスの破片の片づけ処理の方法について紹介いたします。



踏んだガラスの破片が刺さっている場合 

踏んだガラスの破片が皮膚に刺さっている場合は、患部を消毒してから刺さったものをピンセットなどで抜きましょう。
もし、刺さっている感触があるのに肉眼で確認できない時は、皮膚の中に入ってしまっているケースが考えられます。そんな場合は、周囲の皮膚を圧迫することでガラスが表面に押し出してみましょう。破片が奥の方まで入り込んでしまい、なかなか取れない場合は、あまり無理に取ろうとすると却ってキズが深くなってしまう恐れがあるので、医療機関を受診するようにしましょう。



ガラスが刺さっていなければ

ガラスが刺さっていない様子なら、水道水などを患部によくあて、異物を洗い流します。その後、しばらく清潔な布で患部を圧迫して止血してから包帯を巻きます。
出血がひどい場合は、患部を心臓より高い位置に上げて、患部近くの動脈を押さえて止血を先に行います。出血の量が少なくなってきたら、患部に包帯を巻きます。
もし出血が止まらなければ患部を手で圧迫したまま、すぐに医療機関を受診するようにしましょう。




病院に行くときは何科を受診する? 

ガラスが刺さったまま取れない場合、出血が止まらない場合、そして患部の痛みが持続する場合は、外科や皮膚科を受診するようにします。ガラスが刺さっている可能性があり目視ができない場合は、レントゲンや超音波などの画像診断機器で確認します。破片の位置が確認でき、摘出が必要と判断された場合は、小切開して異物を摘出するケースが多いようです。




ガラスの破片の片づけ方 

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ガラスが割れてしまった際の片づけは、必ず厚底のスリッパか靴を履いて行いましょう。手に軍手や鍋つかみなどをはめ、ガラスの断面を触らないように配慮しながら、ダンボールなどの厚手の容器にいれます。
すでに飛び散ってしまった破片は、ほうきでまとめたり掃除機で吸い取ったりします。ただし、サイクロン式など掃除機によってはガラスの破片が掃除機の故障につながるものもありますので、掃除機の取扱説明書を確認してください。最後に、ガムテープやコロコロで小さな破片をしっかり取り除きましょう。
窓の一部が割れた場合は、窓枠に残っているガラスをそのままにしておくのは危ないため、できるだけ取り外しておきます。また、窓枠に残ったガラスが落ちた場合に散らばらないように、ダンボールで覆ったり、ガムテープでとめたりしておくようにしてください。ガラスを入れ替える際、業者によっては割れたガラスを処分してくれるところもあります。


ガラスが割れてしまった時の、ケガと破片の対処法について紹介いたしました。慌てて間違った方法で対処してしまうと、さらなるケガを招く恐れがありますので、正しい対処を行うようにしましょう。





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棚原健太郎(株式会社オーケー管理 代表取締役)

監修者

棚原健太郎(株式会社オーケー管理 代表取締役)


株式会社オーケー管理 代表取締役。給水工事主任技術者・排水設備工事責任技術資格者。鍵師養成学校修了。2003年の創業以来、水道・鍵・ガラスの修理事業を全国展開し、20年以上の実績を持つ。生活トラブル救急車の創設者として、現場経験と経営視点から実務的な情報を監修。





西 和彦(ガラス担当)

執筆者

西 和彦(ガラス担当)


東京都大田区にてガラス専門店を経営。ガラス工事歴20年の豊富な実務経験を持つ。給水工事主任技術者、ガス可とう管接続工事監督者の資格も保有し、住宅設備全般の知識を活かした総合的なアドバイスを提供。窓ガラスの交換・修理から防犯ガラス、断熱ガラスの施工まで、あらゆるガラストラブルに対応してきた現場経験をもとに、実践的でわかりやすい情報を執筆しています。


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