どんな方法がある?窓のプライバシー対策

20200417 01 家にいるときに、窓の外からの視線が気になるという方はとても多いもの。特に、目隠し効果のない透明ガラスを使用した窓の場合、窓の位置によっては外から覗かれやすくなることも多いのです。
ここでは、家の中のプライバシーを守るためにおこないたい「窓のプライバシー対策」をご紹介します。


窓のプライバシー対策の方法は?

窓のプライバシー対策というと、カーテンやブラインドを取り付ける方法を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか? とはいえ、例えば手前に引いて開けるタイプの窓や、特殊な形の窓の場合はカーテンを取り付けることが難しいため、他の方法でプライバシーを確保する必要があります。

目隠しフィルムを貼る

窓のプライバシー対策の中でもっとも手軽といえるのが、目隠しフィルムを貼る方法です。
目隠しフィルムには模様入りのものやグラデーションタイプ、すりガラスタイプなどの種類があります。より高い目隠し効果を求める方は、すりガラスタイプがおすすめです。

目隠しフィルムはホームセンターで簡単に購入できるほか、リフォーム業者にオーダーしても手に入れられます。
また、フィルムの材質や貼り付け方法(粘着剤タイプなのか、吸着タイプなのか)によっても貼りやすさが変わります。大きい窓などでキレイに貼る自信がない方は、吸着タイプのフィルムを選ぶと貼りやすいですよ。

格子窓用ポリカーボネート板を利用する

窓の外に格子がある「格子窓」の目隠しには、格子窓用のポリカーボネート板を取り付ける方法もあります。
目隠し用のポリカーボネートということですりガラスのように半透明ですので、光を遮ることなく外の目線を防いでくれますよ。ただし、斜めから覗かれた場合は視線を防ぐことができないというデメリットもあります。


窓の目隠しにはガラス交換をするのも手

窓を目隠ししてプライバシーを守るには、窓ガラスを交換してしまうのも1つの方法です。
例えば、透明な窓ガラスをすりガラスにすると、フィルムなどを貼る手間もなく目隠しが完了します。
他の目隠し方法に比べると費用はかかりますが、貼り直しなどの手間がなくなるうえ、ガラスそのものを替えるため半永久的に目隠し効果が続くのもうれしいメリットです。
ガラス交換は自分でおこなうのが難しいため、窓のリフォーム業者さんに相談することが望ましいでしょう。

ガラス交換のポイント

ガラス交換をする際は、ガラスの断熱性にもこだわるとよいでしょう。
元のガラスが一枚ガラスであれば、ペアガラスや複層ガラスに変えることで断熱性をアップさせることができます。近年では目隠しガラスにもさまざまな種類がありますので、リフォーム業者さんに相談をしてみるといいですね。

ガラス交換の注意点

窓ガラスをすりガラスにすると、当然外の景色は見えなくなります。
また、交換するガラスの厚みによっては、今までのサッシで対応できないことも。そうなればサッシごと交換するか、二重窓を設置するなどの対応が必要になる可能性があります。


窓には目隠しを! 家族のプライバシーを守ろう

20200417 02
窓のプライバシー対策にはさまざまな方法があります。どの方法が良いかは、対策にかけられる手間や予算などによっても変わってきますので、ご家庭に最適な方法を考えてみましょう。

また、家族のプライバシーを守ることは防犯対策にもつながります。思わぬ犯罪に遭わないためにも、外からの視線が気になる部屋がある場合はそのままにせず、何らかの対策を施して防犯に努めましょう!


ガラスに関するご相談はお気軽にお問合せください。


棚原健太郎(株式会社オーケー管理 代表取締役)
監修者

棚原健太郎(株式会社オーケー管理 代表取締役)

株式会社オーケー管理 代表取締役。給水工事主任技術者・排水設備工事責任技術資格者。鍵師養成学校修了。2003年の創業以来、水道・鍵・ガラスの修理事業を全国展開し、20年以上の実績を持つ。生活トラブル救急車の創設者として、現場経験と経営視点から実務的な情報を監修。

西 和彦(ガラス担当)
執筆者

西 和彦(ガラス担当)

東京都大田区にてガラス専門店を経営。ガラス工事歴20年の豊富な実務経験を持つ。給水工事主任技術者、ガス可とう管接続工事監督者の資格も保有し、住宅設備全般の知識を活かした総合的なアドバイスを提供。窓ガラスの交換・修理から防犯ガラス、断熱ガラスの施工まで、あらゆるガラストラブルに対応してきた現場経験をもとに、実践的でわかりやすい情報を執筆しています。

地域担当者がお客様のお宅へ最速30分でお伺いします!

0120-896-893 LINEで今すぐ相談
PAGE TOP