オーニング窓ってどんな窓?メリットを紹介

オーニング窓ってどんな窓? メリットを紹介 見た目もおしゃれで、バスルームや洗面所の窓として人気がある「オーニング窓」。他の窓と比較して、どんなメリットがあるのでしょうか?
オーニング窓について、メリットや特徴を詳しく見ていきましょう。


オーニング窓ってどんな窓?

オーニング窓とは、横長の窓ガラス複数枚を縦に連結させた窓で、ハンドル操作によって各ガラスが上下に外側へ開くタイプの窓です。
似たようなもので「ルーバー窓」という窓がありますが、ルーバー窓には各ガラスに窓枠が無いのに対し、オーニング窓には1枚ずつに窓枠があるといった違いがあります。
各ガラスに窓枠があるため、1枚のガラスサイズはルーバー窓よりも大きく、連結されるガラスは、多くても4~5枚程度となっているのが一般的です。


オーニング窓のメリット

プライバシーを守りながら換気が可能

オーニング窓の最大のメリットは、プライバシーを守りながら通気性を確保できる点です。
ハンドル操作によって、最大50度まで好きな角度で開閉できるため、摺りガラスのオーニング窓なら、開閉する角度によって隣地からの視線を入れずに換気することが可能となっています。

雨が室内に降り込みにくい

オーニング窓は、上下に外側に押し出して開放する形状なので、雨が室内に入り込みにくいといった特徴があります。急に雨が降ってきても慌てる必要もなく、多少の雨なら窓を開けっぱなしでも室内が濡れにくいのは、安心ですね。

ルーバー窓より気密性・断熱性を維持できる

オーニング窓には異なり各ガラスに窓枠があるため、ルーバー窓のように他のガラスとの隙間が生まれず、部屋の気密性や断熱性を維持することが可能です。ルーバー窓のメリットを残しつつ、デメリットを解消した窓ともいえます。
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オーニング窓のメリットを紹介してきました。隣地からの視線が気になるけど窓を開けて換気したい場合などは、オーニング窓のメリットを最大限活用できそうです。
いっぽうで、オーニング窓が外側に向かって開閉することから、網戸を窓の外側に設置しにくいといった特徴もあり、網戸を設置するなら室内側への取り付けとなります。
また、同様に面格子の設置も難しいため、オーニング窓の設置の際には、そういった点もよく考慮されることをおすすめ致します。


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棚原健太郎(株式会社オーケー管理 代表取締役)
監修者

棚原健太郎(株式会社オーケー管理 代表取締役)

株式会社オーケー管理 代表取締役。給水工事主任技術者・排水設備工事責任技術資格者。鍵師養成学校修了。2003年の創業以来、水道・鍵・ガラスの修理事業を全国展開し、20年以上の実績を持つ。生活トラブル救急車の創設者として、現場経験と経営視点から実務的な情報を監修。

西 和彦(ガラス担当)
執筆者

西 和彦(ガラス担当)

東京都大田区にてガラス専門店を経営。ガラス工事歴20年の豊富な実務経験を持つ。給水工事主任技術者、ガス可とう管接続工事監督者の資格も保有し、住宅設備全般の知識を活かした総合的なアドバイスを提供。窓ガラスの交換・修理から防犯ガラス、断熱ガラスの施工まで、あらゆるガラストラブルに対応してきた現場経験をもとに、実践的でわかりやすい情報を執筆しています。

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